ばんどう知子

上尾市議会議員のばんどうともこです。

金澤さん、津田さんと蕨戸田衛生センターへ視察へ行って来ました。


蕨戸田衛生センターへの視察を要望した理由は、2019年〜2022年にかけ、基幹的改良工事(施設の長寿命化)をしている施設だからです。

42億円をかけ、令和15年までの11年間の保守管理中です。令和15年以降の施設整備については、現在内部検討中だそうです。

上尾市では2024年〜2026年にかけ基幹的改良工事をしていますが、52億円をかけ、令和15年までの7年間で施設停止予定です。
(新ごみ処理施設稼働予定)

新設には400億以上とも言われる総工費がかかります。新設するにしても改良工事後11年間使用する蕨戸田衛生センターのように、少しでも長く西貝塚環境センターを使用する計画を立てる事も財政面を考えると必要かと思います。

事前に質問を提出していたのですが、事務局長はじめ6名の職員の方から丁寧に説明していただきました。

年間管理費やごみ収集運搬費用などもお聞きしました。

蕨市と戸田市は毎週資源回収されています。

戸田市のごみ収集日一覧です。

羨ましい限りです。

上尾市では月1回しかなく、月2回にできるよう調査しています。と話したところ、

「委託会社に収集車が少なく、整備すると高額な費用がかかるのではないか?」とできない理由の考察もしていただきました。

そうだとしても、他市で毎週できる予算が当てられているのなら、月2回にできる予算を当てる事も必要なのではないかと思います。

上尾市がDBO方式にて改良工事と同時に管理運営業務を委託している事に関して「DBO方式の検討はされましたか?」とお聞きすると「考えませんでした」と返答いただきました。

他にも様々な質問に丁寧に答えていただきました。

その後、3名の職員の皆さまに説明いただきながら施設見学させていただきました。

改良工事の際に導入された、中央制御室の機器類がこちらです。↓

実際に見て『凄〜い!』3人とも機器に釘付けとなりました(笑)


西貝塚環境センターにもこのような機器類が導入される事と思いますが、7年間のみ使用にはもったいないと感じるのではないでしょうか?

7年間で停止を決めた理由も9月の一般質問で問いたいと思います。

カン、ペットボトル、プラスチックゴミの作業の様子です。↓

手選別されている場所もありました。

ビンの色分け作業の機械がこちらです。↓

圧縮された缶がこちらです。↓

粗大ごみの中なら、まだ使える家具を工房で修理して市民の方ヘ販売したり、公共施設でも再生家具が使われているようです。
ゴミ減量化の素晴らしい取り組みだと感じました。

こちらの施設が素晴らしい事業だと感じた事が『リサイクルフラワーセンター』です。

生ゴミから堆肥を作り、花苗を育てる事業をやっていて、障がい者の方や高齢者の方を雇用されています。
新ごみ処理施設建設の際は、このような事業にも注目していただきたいです。

帰りに、お花もいただきました♪

暑い中、丁寧に説明してくださり、職員の皆さまには本当に感謝しております。

「花畑が似合う♪」と津田さんと金澤さんが写真を撮ってくれました(笑)

3人でドライブ視察は楽しかったです♪

25日には、2022年に稼働開始した【町田バイオエネルギーセンター】の視察にも行きます。
市民との意見交換も行いながら建設された施設の経緯などもお聞きしたいと思います。


これまで視察したゴミ処理施設・リサイクル施設