町田市バイオエネルギーセンター視察

上尾市議会議員のばんどうともこです。

2022年から稼働している【町田市バイオエネルギーセンター】へ視察に行ってきました。

長〜い感じの作りで、見た目も迫力があります!!!

事前に質問していた内容にも、書面にて丁寧に答えていただきまして、最後に載せます。

施設の説明は難しいのでパンフレットと共にご紹介します。

【管理棟】には会議室や多目的室なども整備されてて、市民活動にも使える事は良いですね。

施設の模型です。↓

それぞれのライトのカラーで処理の流れがわかります。

施設の年表もわかりやすいです。↓

市の施設管理課長さんと工場の担当課の方に説明を受けた会議室です。↓

会議室にて、小学校4年生の社会科見学で使用される施設紹介ビデオもみました。

子供たちに飽きさせない工夫のある15分間のビデオでした。

ゴミや資源についてクイズ形式は楽しめますね↓

奥に入ると芳香剤の匂いがします。↓

エアカーテン実感できました!

ファイヤーロード…子供たちが楽しめるように、良くできたアトラクションでした♪

ゴミの運ばれて来る様子が良くわかります。↓

こちらも良く見えますし、わかりやすいです。↓

クレーンの大きさがわかるように、トリックアートは、よく考えられてますね。↓

煙突の中の構造に驚きでした!↓

ここでは、リユース、リデュース、リサイクルの3Rが楽しく学べます。↓

子供たちが考えた【3Rにかるた】も制作、販売しているようです。↓

【郷土かるた】はよく聞きますが、面白い発想ですね!

バイオガス化の仕組みがわかります。↓

停止中のバイオガス化施設ですが…発酵槽の維持はされているようです。

大きな筒のようなタンクが2つあり、20日間かけて発酵させるようです。

複雑に見えるのは、点検するための通路が整備されているからです。

メタン菌についての説明や、クイズや投票などこちらの空間も子供たちが楽します。↓

発電量がひと目でわかるのも良いですね!↓

こちらの施設も使える家具をメンテナンスして販売されていました。↓

【不燃・粗大ごみ処理施設】
【熱回収施設】
【バイオガス化施設】
それぞれの見学ルートには、子供たちにも分かりやすく、クイズ形式や体験形式など楽しめるアトラクションが多く、テーマパークのような感覚で見学ルートをまわれる事は良いですね。
社会科見学で訪れた子供たちが後日、保護者の方ともう一度来ると言う事も多いそうです。
ゴミに対して意識していける環境作りに取り組んでいる施設だと感じました。

この施設の視察をした1番の目的は【バイオガス化施設】です。
燃えるゴミからエネルギーが作られる、まさに【再生可能エネルギー】だと思います。

1番大切な事は、燃えるゴミで集めたゴミの中にも、プラゴミや燃えないゴミが混ざっているのでそれらを分別する作業だそうです。
危険なのは、危険ゴミを混ぜてしまう事。リチウム電池においては小さくて分かりづらくて破裂してしまうそうです。

過去に火災がおきたバイオガス化施設は、現在も修復工事の為停止しているとの事です。

今後は、リチウム電池など新たに別回収に取り組んでいくそうです。

今回の視察で、上尾市がバイオエネルギー発電システムを取り入れたゴミ処理施設建設を視野に入れる場合、【危険物の分別】が市民に周知できるかが1番重要だと感じました。

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こちらは事前に質問した内容と回答です。

1番の注目は、事業者が決まる前に市民への説明会、意見交換会を192回も行っていると言う事です。

市民が納得した上で、事業者を決める事は大切です。

上尾市は2033年に稼働予定の新ごみ処理施設建設の為に【上尾伊奈資源循環組合】を設立しています。今後の市民への対応を注視していきたいと思いますし、市民や議員への説明会など要望していきたいと思います。

後日、バイオガス発電による売電価格をお聞きしました。

バイオガス発電量 5526.2MWh/年(2022年度)
施設内で使った残りが 4710.1MWh
単価42.9円

(太陽光発電の単価は16円程度なので高単価ですね)
約2億円が売電価格だそうです。

タービン発電機(焼却熱)の売電価格が約4億円あり
合計6億円の売電価格となったようです。

運営管理業務を委託していて利益の配分が…

運営会社　3分の2
市　　　　3分の1

市の利益は2億円となったようです。

町田市でも、総事業費482億円、設計､建設費313億円かかっています。

伊奈町との共同ゴミ処理施設を建設予定の上尾市においても400億円以上の多額の費用がかかる事業です。

市民の皆さまにも関心をもっていただきたいです。

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一緒に視察に行った上尾市議の井上じゅん子さんに撮ってもらいました。↓

施設から出た後で…一緒に撮れなかった…。

電車とバスで片道2時間くらいかかりましたが…同年代の井上さんとの視察は道中も我が子の話など色々な意見交換もできました。

町田市バイオエネルギーセンターは予約すれば見学できますので、夏休みの自由研究などにもいかがですか?

詳しくはこちらから↓↓↓

町田市バイオエネルギーセンター施設見学/町田市ホームページ (city.machida.tokyo.jp)

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これまで視察したゴミ処理施設・リサイクル施設

• 町田市バイオエネルギーセンター視察2024年7月26日
• 蕨戸田衛生センターの視察2024年7月24日
• 埼玉県環境整備センター視察2024年7月11日
• 大成建設技術センター、ペットリファインテクノロジー(株) 視察2024年5月26日

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