ばんどう知子

上尾市議会議員のばんどうともこです。
文教経済常任委員会にて2泊3日の視察にきています。
【行政視察について】文教経済常任委員会
1日目の視察→広島中央エコパーク視察へ

視察2日目午前中
広島県府中市【府中学園】
↓↓↓素敵な雰囲気の最寄り駅の様子です。

府中学園の校舎は
広々とした敷地に、大きく長いオシャレな校舎です。↓↓↓

グラウンドは、2つありました。
↓↓↓階段も広々して開放感があります。

教育長、議長、校長など8名ほどの方が視察説明に出席してくださいました。

小学生と中学生、授業時間の長さちがうけど、チャイムはどうなっているんだろう?
と疑問に思っていましたが…

5年生以上は授業時間が50分になりますが、チャイムは同じで、4年生までは休憩時間が長くなっているようです。

小学校、中学校ではなく
第1ステージ(1〜4年)、第2ステージ(5〜7年)、第3ステージ(8.9年)という教育過程にも工夫がありました。↓↓↓

府中学園は義務教育学校の小中一貫教育で、9年間教育の良さや構築までのご苦労もお聞きできました。

コミュニティースクールの充実をはかり(学校運営委員会が繋がりを持つ)地域の方々とのふれあいを大切にしているそうです。

個人競技のマラソンではなく、チーム競技の駅伝大会を取り入れているそうです。

どんな学校?と聞かれたら「あったかい府中学園」と子どもたちみんなの合言葉として、あったかい学園づくりをしているそうです。良い取り組みですね。

上尾市は複数校の小学校がひとつの中学校へ進学となるので、9年間の義務教育学校とは違う事をお伝えし、質問させていただきました。

経験を交えて参考となるご意見を伺うことができました。↓↓↓

  • 学校長が定期的に会合し、共通の取り組み、目的を持つこと。
  • 小中一貫協議会を設け、学期ごとに研究会を行い、共通の取り組み、目的を持つこと。
  • 中学校教諭が小学校で教える機会
  • 小学校教諭が小学校で教える機会
  • (教員免許が課題)
  • 小学校と中学校の隔たりをなくす教員の所属意識
  • 複数校の小学校と中学校が一体感の意識を持つこと。府中市は「学園」と言うくくりでの一体感。

子どもたちに一体感を持つ意識として

  • 体操服を小中同じにする
  • 陸上競技大会を一緒にやる

上尾市でも取り組んでいるところはあるようですが、今後に活かしてほしいと思いました。

校舎内も写真を撮らせていただきました。
机がとても大きく…しかも継ぎ足してもっと大きくなったそうです!

↓↓↓プラスチックの部分、なんて名前だったかな???

3年生までは、扉のある教室で
↓↓↓4年生からは扉なく開放感がありました。

↓↓↓特別教室の廊下です。

↓↓↓音楽室♪

↓↓↓家庭科室

↓↓↓体育館

↓↓↓中学校のグラウンドは、道路挟んであるのですが…渡り廊下の前の開放感ある場所

↓下駄箱

校舎内のほんの一部だけですが…素敵ですよね!

やっぱり、新しい校舎って良いですね。

府中学園では800名の児童生徒に対し、80名近い大人が関わることで、余裕のある教育ができている(支援員、カウンセラー)なと感じました。

特別支援教育も充実していて、13教室あるそうです。

児童生徒に対して校舎もかなり大きく、広々した空間でした。

たくさんの質問にもお答えいただき、今後の上尾市の学校施設建設や教育に向け大変有意義な視察となりました。

義務教育学校 府中市府中学園 のHPはこちら

2日目午後視察→兵庫県尼崎市視察へ(脱炭素に向けた取り組みについて)
3日目視察→【学校給食について】大阪府箕面市視察へ


これまで視察した学校施設


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