ばんどう知子

上尾市議会議員のばんどうともこです。
9月8日〜9月16日にかけて6日間の決算特別委員会が委員15名で開催されました。

内容が多いので、特に重要だと感じた事を書きたいと思います。

まず、自動販売機設置等による貸付収入が22,140,559円と想像以上に多かった事です。
都市公園の自動販売機設置については、指定管理者による設置に変わるようで、収入的にどのように変動するのか注視したいと思います。

土地建物貸付や借上、購入した用地一覧の資料を拝見しましたが、高く借りて安く貸す場所があったり「昔からの事情で仕方ない」と言う委員もいましたが、仕方ない事なのか!?調査したいと思います。

原市小学校の土地は昭和46年からずーっと借りていて購入した方が良いのではないですか?との質問に…答弁は、地権者との話し合いで…と言う事でしたが…。(これまでにいくらお支払いしたの?と思いませんか?)

休憩時間にある議員が「あそこの土地は神社の土地だから。」とだけ私に言ってきましたが…神社だから何?と思いませんか?

一部の市民や企業の優遇政策と思われる事は、是正していただきたいと思います。

借りている土地一覧です。

10年間で購入した用地もなぜここを購入したの?と疑問に残る事もあり…今後も調査したいと思います。

10年間で購入した土地です。

これらを受けて…

【適正な財政運営と管理】

市の所有財産等の公開を行うとともに、資産を把握し、活用が進んでいないものは利活用の方策や売却を検討すこと。

提言に入れていただきましたが…
今後も、調査したいと思います。

英語体験事業については、一般質問でも指摘しましたが、他委員からも公立保育所について随意契約の理由など質疑がありました。

英語クラブについても、参加人数の少なさなど多くの委員から質疑がありました。

ALT派遣事業については、派遣している事により、全国的にみて生徒達の成績が上がるなど効果は出ているのか?質疑しましたが、「効果はある」との事でした。今後データでいただけるような調査をしていきたいと思います。

英語体験事業や英語クラブ、ALT派遣事業については、委託業者が全て同じ業者と言う事への質疑もありました。


放課後子ども教室の実施状況を資料で拝見して、受け入れ人数の少なさに驚きました。

放課後子ども教室の拡充を検討している教育委員会や増設を要望している委員も多いですが、学童との趣旨の違いを考慮しているのか、疑問に思うところです。

随意契約している社会福祉協議会の委託事業の内容が不透明だと感じました。費用も高額なので、一般質問もいたしましたが今後も調査したいと思います。詳しくは、一般質問のブログにて書きます。

ガストから市民体育館の道路脇が無電柱化されていますが、あんな広い道の無電柱化する理由を伺ったところ、緊急車両が通る道路で電柱が倒れて通れなくなる可能性を防ぐためとの事です。

かわまちづくり社会実験については、500万弱の費用をかけて行った事業費のうち、アンケート調査に418万円もかかっていた事について驚きました。設営には50万しかかけておらず、このイベントに参加しましたが、実験とはいえ、テーブルのみの場所があったり来場者に対して出展者の少なさを実感しましたが、この結果を受けて、今年度(10月26日)も開催されると言う事で、来場者が満足できるイベントとなる事を期待したいと思います。

緑地面積を増やしていく計画があるとの事ですが、

都市公園やふれあいの森などは維持管理に膨大な費用がかかり年々増えていて、

生産緑地が増やしていくことが良いのではないかと感じました。

例えば、農地を市が購入し、新規就農者へ貸し出せば、貸付収入も見込めると思います。

市保有の未利用地もあるので、利活用していただきたいと今後も要望していきたいと思います。

令和6年度決算特別委員会では、認定の立場で討論しました。予算特別委員会では、特別教室にエアコンが設置されていないことや英語クラブ創設について反対討論しましたが、特別教室のエアコン設置については、補正予算で設置が決まり、英語クラブについても改善や見直しがされるとの事で、大きな問題もなく遂行できたかと思いますとの、答弁をしました。

9月18日の一般質問についても後ほど、ブログに書きます。