ばんどう知子

上尾市議会議員のばんどうともこです。

7月28日に『快適・健康・省エネの住宅づくりセミナー』に参加してきました。

『断熱』が日本を救う(日本の家はなぜこんなに寒い!?)
著者の高橋さんのお話には納得する事ばかりでした。

日本の住宅は『夏熱くて冬寒い』これは断熱性能が先進国の中で非常に低い事が原因なのです。

断熱=魔法瓶
住宅に気密性がなければ、エアコンを付けても効率が悪いのは当たり前ですよね。

先進国では断熱が義務化されています。
2025年から【断熱等級4以上】義務化されるようですが、海外よりは低い基準のようです。

最高等級7まであり、等級6以上が望ましいそうです。

国際的には全室18度以上が基準で、寒さ暑さは人権問題とまで言われているほど、住宅の断熱性は高くなっているのです。

他国と比べることのない住宅の断熱性については、日本の常識は海外の非常識なのです。

交通事故死 2,150人/年
浴槽内での死 4,750人/年
2倍以上も多いのは驚きでした。
ヒートショックが原因のようです。

窓枠にアルミサッシを使っているのは先進国で日本だけで他国は【樹脂サッシ】を使用しています。

アルミサッシでは、結露しやすいことにより、ダニやカビの発生源ともなり、病気の原因にもなります。

詳しくは、高橋さんの著書

『「断熱」が日本を救う』に載っているとの事です。宣伝してました(笑)

【さいたま断熱改修会議】水村さんのお話も、断熱に対してわかりやすい説明でした。

断熱改修のやり方も詳しく教えてくださいました。↓

1番気になる費用についてですが、個々の住宅により変わってきますが、目安を教えてくださいました。↓

1軒まるごと内窓工事費の価格には驚きでしたが…補助金を使うと…
ご相談するだけでも価値があるのかなと感じました。

国からの補助金がこちらです↓

国からの補助金、上限額200万円の【先進的窓リノベ2024事業】についてなど詳しくはこちらからご覧いただけます。↓

先進的窓リノベ2024事業【公式】 (env.go.jp)

令和6年5月29日に上尾市はさいたま断熱改修会議と「住宅の脱炭素化に向けた連携協定」が締結されました。

上尾市からも住宅改修に対して奨励金が出ていますが、令和6年度は上限10万円です。

詳しくはこちらからご覧いただけます。↓

【令和6年7月29日から】令和6年度上尾市住宅断熱改修奨励金 – 上尾市Webサイト (ageo.lg.jp)

住宅断熱改修には、省エネ効果も大きく、市民にとってメリットが多いと思いますので、もっと多くの方に知っていただきたいですし、市も奨励金の割り当てをもっと増やしてほしいと思います。

初期コストは高いですがランニングコストは安くなりますし、省エネで快適に過ごせるって、理想的だと感じます。

太陽光発電設備設置を考えている方も…まずは、住宅断熱改修の方を考えてみていただきたいです。

業者選びも大切かと思います。

セミナーで講師をしてくださった、さいたま断熱改修会議のメンバーさんには、上尾市の業者の方もいますので、ホームページで検索するなど、参考にしてみてください。↓
さいたま断熱改修会議 (saitama-dannetsu.com)

私、個人的には、6月の一般質問で言及しました『カーボンニュートラルについて』太陽光発電設備の普及よりも、【住宅断熱改修】を普及させたいと考えています。

今回のセミナーで益々感じましたし、今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。

一緒に参加した隆文さん(夫)は、「面白そうだったから!」って…ポチッとして届きました(笑)↓↓↓

うちは、残念ながら、賃貸ですけど(笑)(笑)